「導入目的によって、期待できる成果も大きく変わります。ギフトカードの場合、新規顧客の開拓と、お店のブランディングにつながります。店舗以外でカードを販売するギフトカードモールという業態が北米で普及していますが、日本でもそれが始まりつつあります。レピカはモールの普及と、カードの販路拡大にも力を注いでいます。一方、お客様が自分で使用するリチャージカードやポイントカードの場合、既存顧客の利用促進に効果があります。そのためにはどのようなメリットを提供し、どう伝えるのかが重要になります。当社では、カードの展開案からコミュニケーションプランまで、最も効果的に運用するためのお手伝いをしています。」

　高機能なシステムはそれを使いこなすのも大変だが、レピカでは誰でも簡単に使いこなせるよう管理画面を工夫するとともに、導入後のサポート体制にも力を入れているという。

　「導入時のスタッフの方への研修や、導入後の利用促進提案、24時間対応のコールセンターまで一貫してサポートしています。また、法改正や予定されている新会計基準への対応などについても、必要な情報を随時ご提供しています」。また、同社が得意とするモバイルソリューションについては、「お客様の来店頻度を上げる仕掛けを『カード＋モバイル』が実現します。期間や対象者を限定したキャンペーンを店舗単位で実行できるほか、お客様にメールアドレスを登録いただくための携帯サイトも用意しており、購入履歴や個人の属性情報などからセグメンテーションした対象者に、キャンペーン情報をメールで配信することもできます」と説明する。

　こうしたサービスをスムーズに活用してもらえるよう、レピカでは積極的にシステムを増強している。また、パートナー企業とのアライアンスを強化し定期的な情報交換によって拾われる顧客の声を、サービスの向上に活かしている。岩井社長は語る。
　「世の中が守りに入り、消費が冷え込んできた今だからこそ、お客様との関係を強化し、心のこもったコミュニケーションを築いていかなければなりません。当社では、お客様とお店のより良い関係構築をお手伝いするソリューション群を取りそろえております。守りではなく、攻めの戦略の実現に、当社のサービスをぜひご利用いただきたいと願っています」