たった1%の賃下げが99%を幸せにする

城 繁幸著
2009年4月3日 発売
定価 1,320円(税込)
ISBN:9784492260920 / サイズ:サイズ:四六変判/ページ数:200

55万部突破「若者3年」シリーズの著者が、緊急出版!
正社員・非正規の99%が幸せに働ける画期的提案とは――



・なぜ、「派遣切り」「高齢フリーター」が続出しているのか?

・なぜ、転職は「35歳が限界」なのか?

・なぜ、中堅社員の「うつ病」が増えているのか?

・なぜ、少子化が止まらないのか?



 それらの問題の根底には、すべて「年功序列制度」があります。
「仕事の成果は、20年後にポストで支払う」という高度成長期に作られた「時代錯誤なシステム」により、組織に人が縛り付けられ、正社員・非正規ともに、自由に多様に働くことができないのです。



・問題は、「正規・非正規格差」よりも、じつは「世代間格差」にある

・中高年の“もらいすぎ”が、若者の雇用を圧迫している

・「非正規という調整弁」を使い、「正社員を過保護」できた時代は終わった

・今後、「同一労働、同一賃金」の時代がやってくる

・そこで生き残る「21世紀型人材」とは、どんな人間か?

・賃下げは、正規・非正規ともに“幸せ”をもたらす

・賃下げのうち、半分は税金で補填すればいい



 それらの内容が、本書で詳しく解説されています。



「派遣切り」が相次ぎ、正社員の賃下げ・リストラが始まる今、みんなが幸せに働ける秘訣が本書にあります。



 「新しい時代」には、「新しい働き方」が必要なのです。

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概要

55万部突破「若者3年」シリーズの著者、待望の最新刊。「超もらいすぎ」の1%を賃下げすれば、非正規、正社員の99%が幸せになる。2つの格差を解消し、21世紀的な働き方と雇用再生への秘策を説く。

目次


第1章 正社員と非正社員の間にあるもの
第2章 生き残る21世紀型人材像
第3章 年功序列は日本社会も蝕む
第4章 雇用再生へのシナリオ

 

著者プロフィール

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城 繁幸
じょう しげゆき

人事コンサルティング「Joe's Labo」代表。
1973年山口県生まれ。東京大学法学部卒業後、富士通入社。人事部門にて、新人事制度導入直後からその運営に携わる。

同社退職後に、『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』(光文社、2004年)、『日本型「成果主義」の可能性』(東洋経済新報社、2005年)を上梓、高い評価を得る。『若者はなぜ3年で辞めるのか?』(光文社新書、2006年)は20代、30代ビジネスマンの強い支持を受け、40万部を超える大ベストセラーに。続編に『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか』(ちくま新書、2008年)がある。 人事制度、採用等の各種雇用問題において、「若者の視点」を取り入れたユニークな意見をメディアにて発信し続けている。