労働市場設計の経済分析

樋口 美雄編著/児玉 俊洋編著/阿部 正浩編著
2005年11月18日 発売
定価 5,060円(税込)
ISBN:9784492394472 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:448

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概要

日本の労働市場では「自己責任」の流れが強まっているが、自己責任を取れる社会的・制度的体制は整っているのか。統計分析やヒアリング調査を駆使して、労働市場改革の課題を示す。

目次


序 章 「高質な労働市場」の形成に向けて

第1)部 雇用創出と雇用喪失
第1章 データに表れた雇用構造の変化を読み解く
第2章 90年代の経営戦略が雇用に与えた影響

第2)部 入職経路のマッチング効率と日米欧比較
第3章 入職経路はマッチング効率にどう影響するか
第4章 入職経路の日米欧比較分析
第5章 英独仏に見る職業紹介の新しい動き

第3)部 能力開発システムのあり方
第6章 企業による教育訓練とその役割の変化
第7章 教育訓練給付制度と公的資格が持つ効果とは
第8章 アメリカの訓練効果分析は何を示唆するか

第4)部 事例研究
第9章 三井三池炭鉱閉山に見る労働者の転職可能性
第10章 電機業界の雇用ミスマッチ解消への取組み事例
第11章 中小企業による大企業人材の活用の可能性
終 章 労働市場改革の課題