報連相は手書きにしなさい!

北山 節子著
2010年4月23日 発売
定価 1,540円(税込)
ISBN:9784492043769 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:160

著者コメント




 本書は、新宿伊勢丹で売上げ日本一を達成したときに活用していた手書き報連相ノートの効用をベースに、チームの意思疎通をはかり、目標に向かって結束力を高めるための方法をまとめたものです。



「報告」「連絡」「相談」のいわゆる「報連相」の重要性は昔から言われていることですが、その情報共有の手段がシステム化している現在では、情報の蓄積は膨大になっているものの、チームの全員が100%理解しているかというと疑問符がつく職場が多く見られます。アパレルや化粧品、携帯電話などのショップなど、接客が中心の職場で、タイムリーな情報共有を行うには、アナログ情報のほうが効果的です。



 手書きの良さは、それだけではありません。文字を見ただけで誰が書いたのかがひと目でわかります。手書きの文字は、その人独自の感情表現の1つです。手書きの文書は、あたたかみが感じられ、生の声が聞こえてきます。報連相を手書きにすることで、文字の様子から相手を思いやることができるのです。その人の個性を見いだし、育てることができるのです。



「言った言わない」「知らない」「わからない」──こんな言葉を職場からなくして、チームの力で成果を出したい人のために、「大学ノート」と「ペン」と「はんこ」さえあればできる、アナログな情報共有術を紹介します。

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概要

大学ノートにスタッフ全員が報連相を書き込むことでチームのモチベーションを上げ、新宿伊勢丹で売上げ日本一を記録した著者が、報連相ノートの効果と活用法をわかりやすく解説。

目次


1章 報連相ノートで情報共有すれば
   仕事は全部うまくいく
2章 手書きノートが個人とチームを強くする
3章 ペンとハンコと大学ノートで報連相を準備する
4章 売上げもモチベーションもアップする
   手書きノートの活用術
5章 個人とチームがもっと強くなる
   手書きノートの応用術

 

著者プロフィール

北山節子
きたやま せつこ

接客アドバイザー。1968年東京生まれ。
短大卒業後、オンワード樫山入社。手書き報連相ノートの導入により、新宿伊勢丹CKカルバンクライン店を、同ブランド売場単位売上げ日本一に導いた。

退社後、「報連相」や「コミュニケーション」「接客」に関する執筆、講演、店頭指導を行っている。日経MJでコラム連載中。
コイケ・ケイコの名でイラストレーターとしても活躍中。

主な著書に、『接客販売入門』(日本経済新聞出版社)、『不機嫌な女子社員とのつき合い方』(ポプラ社)、『きっと気づく! あなたが幸せになる24のヒント』(講談社)、『上司のための印象10倍アップ服装術』(東洋経済新報社、名義は小池恵子)などがある。