「SL24ザ・夏まつり2007」に思うこと
デジタルハリウッド大学院の三淵啓自教授は6月下旬のインタビュー(現実世界)の中で「セカンドライフ内の住民をベースとした新しいネットワークを立ち上げたい」と語っていた。この考えが実現したのが「市民ネットワーク(仮称)」という集まりだ。
この市民ネットワーク。そのお披露目も兼ね、8月4日22時から5日22時30分というロングランで「SL24ザ・夏まつり2007」を催す。場所は、もちろんセカンドライフ内。主要な日本人居住SIM(島)がこの期間内にイベントを集中させることで、日本人コミュニティーを盛り上げようというものだ。
市民ネットワークががどれだけの住人をネットワークすることができるのか、企業との距離はどのようにとっていくのか、など興味深い論点がたくさんある。
しかし、メディアの現場にいる人間からみて残念に感じるのは、現実世界への情報発信力の弱さだ。セカンドライフ内をさらに活性化していくためには、「いま関心を持っていない潜在的ユーザー」に興味を持ってもらう必要がある。現実世界に対し、「決して一部のユーザーだけの限られた世界ではない」ということをアピールしなければ、マニアだけが集まる狭いコミュニティーのままで終わってしまう。
ところが、「夏まつり」のイベント内容をみると、セカンドライフ内の人間にしかわからないようなマニアックなものが多いように感じられる(わたしもほとんど理解できない)。これでいいのだろうか、と感じずにはいられない。
メディアの立場から提案させていただくと・・・・祭りの目玉には、ぜひわかりやすいものを入れるべきだと思う。それはひとつあれば十分だ。たとえば
「SL内で出会って結婚した2人が登場! 住民による巨大披露宴開催!」
といったイベントを加えたらどうだろうか。これならば既存の新聞やテレビなどが食いつく話題だ(4月にすでに挙式済みだとは思いますが、もう一度!)。リアルでも2人が取材に応じれば、なお食いつきやすいが、「電車男」の例もあるので、必須条件ではないでしょう。
#時にみんなでテレビ東京SIMのテレトロ祭りへ行こう
こうすると、テレビ東京はニュースにしたくなる、おそらく。話としても、わかりやすい。
以上、メディア側からささやかな提案でした。
投稿者: Nihonbashi Writer 日時: 2007年08月01日 09:34 | パーマリンク | 編集部より


コメント
既存のコミュニティにケチをつけても誰も従わないと思いますよ。
今のコミュニティの中には急激過ぎるならむしろ広まらないほうがよいと考えるユーザもいるのでしょうから、ここはユーザ数拡大の波及効果による好影響や、既存のコミュニティに悪影響を及ぼさないためには後発ユーザがどう望むべきかを、メディアの側がコミュニティフレンドリーに伝えていくべきなのでは?
投稿者: Lifeasadog | 2007年08月01日 12:28