兜町特捜班

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花王は安値更新、減益転換の業績減額でディフェンシブ人気後退 - 09/01/30 | 10:15

 花王(4452)は、寄り付きの売り気配から240円安の2170円まで売られ3日続落している。昨年10月につけた昨年来安値2195円を下抜いている。前日29日の今3月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、3月期通期業績の下方修正を発表、期初の増益転換予想が減益に変わり、純利益が市場コンセンサス平均を下回ることが利益確定売りにつながっている。同社の3月期業績は、売り上げを期初予想より450億円、経常利益を150億円、純利益を90億円それぞれ引き下げ、純利益は600億円(前期比9%減)と減益転換し、市場コンセンサス平均694億円からかい離する。3Q業績が、売り上げは前年同期比横ばいは維持したものの、利益は原材料価格の上昇の影響で営業利益、経常利益とも4%減益で着地、先行きの不透明感から消費者心理の冷え込みや、なお今期中はなお原材料価格の高騰の影響が続き、昨年秋以降の急激な円高も加わり下方修正した。株価は、堅調な業績推移に証券各社の目標株価引き上げ、ディフェンシブ株人気が加わり昨年10月安値2195円から3000円台までリバウンド、今年に入っていてからは外資系証券の投資判断・目標株価引き下げで600円幅の急落となっている。10月安値抜けから2003年安値2100円で踏み止まれるか試す展開が続こう。

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