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おんな・投資道 中国女性の消費行動は、投資のヒントの宝庫(1) - 10/12/03 | 12:18


何 紅雲


 本コラムでの中国株投資についての話は4回目で、本連載もこれで最終回となりました。今回はコラムのタイトルである「おんな投資道」にちなんで、中国女性の消費性向について取り上げたいと思います。

中国の女性は家計の約半分を支える

 中国は「孔孟之道」を重んじる儒教の国として、かつてはたいへんな男尊女卑の国でしたが、1949年に共産党政権の体制になってからは、男女同権・男女平等が強く推進されました。以後、中国女性は基本的に男性と同じように活躍し、高成長の中国経済を支えています。

 中国女性は重要な働き手でもあり、15〜64歳の女性の就労率は74%です。これは、EUの58%を大きく上回ります。中国の全就労人口に占める女性の比率は45.4%で、働いている人の約半分は女性だということです。職種別で見ると、金融業では女性比率が48%、IT業でも37%と高い。男女の賃金格差がないことと、充実した育児支援制度などが女性の高就労率を支えていると思われます。

 女性議員(人民代表。中国では「人民代表大会」が国会に相当する組織で、人民代表は議員に相当します)の比率は約22%と決して高いとはいえませんが、世界順位は22位で、英国の28位、米国の44位、日本の94位、韓国の100位をしのぎます。

 政府部門の女性幹部数は1500万人超、うち省庁長官クラスでは10%、局長クラスでは13%、課長クラスで17%が女性です。

 高い就労比率と社会的地位から、中国女性は男性に劣らない所得を得ています。中華全国婦女聨合会(全国的女性団体で中央政府直属の機関、現在の婦聨主席陳至立女史は全国人民代表大会副委員長でもある)が、2010年4月に行った調査によると、夫が家計の主要負担者である家庭は51.6%にすぎず、残りの約半分の家庭においては「夫婦が共同で負担」もしくは「妻が主要負担者」となっているそうです。

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