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勝間和代氏が直撃! 株投資のカリスマ バートン・マルキール教授に聞く――株式投資で個人が勝ち続けることは可能なのか(上)(1) - 09/06/12 | 12:20


 値上がりしそうな株を選んで投資するアクティブ運用で利益を出し続けるのは簡単ではない。そこで、銘柄選択にかかわる労力を排して株式市場の値動きに連動した成果を狙うインデックス運用がその低コスト性から注目を集めている。株式投資の古典的名著『ウォール街のランダム・ウォーカー』の著者、バートン・マルキール氏は、30年以上前からインデックス運用のメリットを説いており、「インデックス運用の宣教師」を自認する。そのマルキール氏に経済評論家の勝間和代氏が鋭く切り込んだ。

――日本ではインデックス運用はまだマイナーな存在です。なぜですか。

 米国でもインデックス運用は長年にわたってマイナーな存在だった。私が『ウォール街のランダム・ウォーカー』を書いたのは1973年だったが、あるプロの投資家から「最悪の考え方だ」と酷評された。最初の個人向けインデックスファンドはバンガード・グループが76年に始めたが、定着するまでに時間がかかった。しかし徐々にインデックス運用の有利さが理解されるようになり、少なくともポートフォリオの一部に組み込むにはよい考え方だ、と考える人が増えた。

 日本でも米国でもアクティブ運用で好成績を挙げる人は確かにいる。だが1年前に好成績を挙げたとしても、今年もまた好成績を挙げられるわけではない。毎年同じ人物が好成績を挙げ続けるのではない。一方でインデックス運用はつねに市場平均並みの成績を挙げることができる。

 インデックス運用が有利な理由の一つとして、費用控除後の有利さを指摘したい。インデックスファンドでは、アクティブ型と比べて、銘柄選択に要する費用がかからない分だけ、費用控除後の収益率は高くなる。この点を強調しておきたい。

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