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日本株長期上昇トレンドの条件、カギを握る企業・人材の本格的なグローバル化(1) - 11/06/23 | 16:18


岡本和久 I-Oウェルス・アドバイザーズ社長


 最近の政界の様子を見ていると本当にがっかりします。政権交代があった2009年にはそれなりに期待感もあったのですが、民主党もすっかり以前の自民党化してしまい、自民党もすっかり旧民主党化してしまいました。おそらく、どの政党が政権を取ろうが、また、誰が総理になろうが、この状況は変わらないだろうと思います。これは、グローバルなパラダイムの変化に原因があるのではないかと私は考えています。

グローバル化、情報化、公的部門の弱体化

 ここでは政治と官僚を合わせて、便宜上、「公的部門」と呼ばせてもらいます。「誰がやってもダメ」というのは、要するに公的部門の力が極端に弱くなっているからでしょう。
 
 その大きな原因の一つにグローバル化の進展があります。経済、社会、文化などがどんどんグローバル化する中で、国境によって仕切られた国というものの存在意義が大きく変わりつつあります。特に日本は、1990年代のバブル崩壊以降グローバル化に乗り遅れており、国の体制がグローバル化した世界の実態に追いついておらず、そこに日本の閉塞感の理由の一つがあるのではないかと思います。

 グローバル化は、個人、企業、そして最後に公的部門へと浸透していくのではないかと思います。日本の韓流ブームにしても、海外のコスプレ人気、アニメ人気にしても、個人は面白ければすぐに飛びつきます。企業は生き延びるためにグローバル化を進めますが、個人ほど簡単ではありません。そして、制度に縛られた公的部門が最後になるのは容易に理解できるかと思います。

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