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個人投資家はプロに勝てるのか?(1) - 10/10/19 | 16:13


岡本和久 I-Oウェルス・アドバイザーズ社長


 担当編集者から、「プロに負けない情報収集法」を書いてはどうでしょうかという話をもらいました。ここでは「プロの投資家」を自分以外のために投資を行い、それによって報酬を得ている人と定義しておきましょう。

 いろいろと考えましたが、結論から言えば、まず、情報収集で個人投資家がプロに勝つのは無理です。

 情報の量と情報が届くまでのスピードが全然、違うからです。プロはまず、瞬時に情報を届けてくれる情報端末や、高価なデータベース、膨大な量の雑誌や新聞を持っています。

 また、プロの世界では経済を見るエコノミスト、産業動向や企業収益を分析するアナリスト、株価の動きや指標からマーケットの状況を判断するテクニカル・アナリスト、売買執行の専門家であるトレーダーなどが、運用成果の責任を負うポートフォリオ・マネジャーを取り巻いています。

 ほとんどの人が、それぞれの分野で何年も経験を積んできた専門家です。インターネットなどの普及で個人投資家も情報収集がしやすくなっているのは事実ですが、まず、この分野でプロと戦うのは決して得策ではありません。

プロはつらいよ

 しかし、情報面では圧倒的に強いプロにも、実は弱みがあるのです。言い換えるなら、弱みがあるからこそ、情報収集で少しでも他社を出し抜こうと必死になっているのでしょう。

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