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勝間和代氏が直撃! 株投資のカリスマ バートン・マルキール教授に聞く――株式投資で個人が勝ち続けることは可能なのか(下)(1) - 09/06/12 | 17:20


(上より続く)

ドルコスト平均法とリバランスが役立つ

――今回の金融危機はインデックス運用に影響を与えましたか。

 今回の金融危機では、インデックスかアクティブかを問わず、投資家はみんな損害を被った。最高の伸びを示していた中国の市場は、昨年、約65%も下落した。BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)市場もそろって下落した。だからインデックスファンドに投資する投資家もよい結果を得られなかったのは確かだが、アクティブファンドと比べれば、相対的によい結果を出している。

 老後に備えて投資するなら、ドルコスト平均法を取り入れるべきだ。これは、各期において同額のカネを投入する方法で、自分でタイミングを計ろうとしない。少なくともこの方法の利点は、確かに市場が高騰しているときにもカネをつぎ込むことになるのだが、これを定期的に実行し続けているなら、たとえば今年の3月にも同額を投資したはずだ。3月に市場が底を打ったと断言はできないが、現在と比べれば株価は低かったはずだ。ドルコスト平均法を採用することによって、株価変動のリスクを減らすことができる。

 もう一つの方法が先ほど説明したリバランスだ。失敗を避けるためにも、自分でタイミングを計ろうとせず、ドルコスト平均法やリバランスを使うことが大事だ。

――おっしゃることはよくわかります。しかしそれでも、1年間に40%もの変動がある市場ではこれらの方法はうまく機能しないのではないかと思えてきます。株価が大きく変動すると、投資家としてはなかなか平静ではいられません。

 それはわかるが、その点についてもドルコスト平均法は役に立つ。株価が下がったときに株式購入数が増える仕組みだからだ。実際に、初めと終わりで株価がちょうど同じになったとしても、ドルコスト平均法で投資していると、結果として高い収益が期待できる。なぜなら、この方法を使うと、株価が低いときに株をたくさん買い、高いときには少ない数の株を買うことになり、平均すると収益が挙がるようにできている。

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