モーニングスター流、優秀ファンドの選び方――『ファンド オブ ザ イヤー2008』を徹底解説(1) - 09/02/26 | 18:44
モーニングスター株式会社 調査分析部・吉田誠
純流入金額は2000年以降で最低水準に
2008年の世界の金融市場は大混乱となった。年前半には、商品市況の上昇傾向が続いたことや高金利通貨ファンドの人気から、夏場にかけてはコモディティ・海外債券ファンド、ETFなどを中心に資金流入傾向は続いた。株式投信(公募)の資金流入金額は、7月は6,014億円のプラスと月間では今年最大の純増となり、9月までは9ヵ月連続のプラスとなった。
ただ、9月の米大手証券の破綻などを契機として、リスク資産からは急速に資金が流出。その後も、新興国経済の減速懸念や、米大手自動車「ビッグ3」の経営不安など、年末にかけて混乱が続いた。株式投信(公募)の資金流入金額は、10月は3,626億円のマイナス、12月も672億円のマイナスとなった。
年間の純資金流入金額は2.4兆円のプラス(追加型では1.9兆円のプラス)にとどまり、年間の純流入金額としては2000年以降では最低水準となった。
4部門で14本が受賞
こうした状況の中、モーニングスターが評価対象としている国内の追加型株式投資信託を対象に独自の定量・定性分析に基づき、2008年の運用成績が総合的に優秀であると判断されたファンドを『ファンド オブ ザ イヤー 2008』として選定し、1月30日に発表した。
国内株式型部門から3本、国内債券型・国際債券型部門から5本、国際株式型部門から3本、国内ハイブリッド型・国際ハイブリッド型部門から3本の合計14本で、その中から各部門で最優秀ファンドが1本ずつ選ばれた。

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