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『首相の蹉跌』を書いた清水真人氏に聞く――ポスト小泉の政治を「論理」で読み解く《09年上期ベスト政治書1位》(3) - 09/10/01 | 08:10


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 まず、政策決定の内閣一元化。幹事長の小沢一郎さんは党務に専念し、政策は官邸主導で進めようとしている。国家戦略局の詳細は未定ですが、果たすべき機能は経済財政諮問会議と似ています。戦略局担当相の菅直人副総理は「スーパー竹中大臣」の役回りかもしれません。

 一部には、民主党の政策に反対して、官僚機構がサボタージュするとの声もありますが、それはあまり起きないのではないでしょうか。「命令されれば何とかやろうとする」のが官僚の本能的な職業意識ですから。正当な理由もなく命令に従わない官僚がいれば、権限と責任を持った政治家が処断すればよいだけです。

しみず・まさと
1964年
京都府生まれ。東京大学法学部卒業後、日本経済新聞社入社。政治部、経済部、ジュネーブ支局長を経て、現在、経済解説部編集委員。著書に『官邸主導―小泉純一郎の革命』『経済財政戦記』。

(週刊東洋経済編集部 撮影:吉野純治)


『首相の蹉跌』


日本経済新聞出版社/1995円

  

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