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(第39回)【変わる人事編】増大し始めた外国人新卒採用。中国人は7万3000人弱(1) - 10/09/22 | 18:21


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佃 光博

 2011年度新卒採用戦線で大量に未内定学生を積み残したまま、2012年度新卒採用戦線がスタートする。夏季休暇中のインターンシップを実施する企業が増大しており、実質的な採用活動はスタートしているとも言えるが、インターンシップは業界や企業の理解を深める目的のものが多く、インターンシップでのコンタクトが内々定に直結することは極めて少ない(「ない」と断言はできないが)。

2012年度新卒採用戦線にはこれまでになかった特徴がある。新卒採用の対象が日本人学生だけでなく、外国人学生に広がっていることだ。

●景気の最悪期に行われた2010年度新卒採用戦線

 2000年代の就職戦線を概括すると、2003年まで就職氷河期が続いたが、2004年から空気は一変し、2009年度まで売り手市場が続いた。しかし2008年9月のリーマンショックによって景気は世界的に減速、2009年度採用でも内定切りが出るに至った。

 企業の新卒採用計画は、卒業年度の前々年の夏ごろまでに立てられる。2010年度新卒採用計画は、2008年夏に立てられていた。リーマンショックが起こる前のことだ。この段階では2009年度採用と似た採用数が予定されていたはずだ。
 しかし事態は大きく変わる。リーマンショックの影響は、2008年の秋(9月、10月初め頃)までは軽微と思われていたが、冬から深刻な様相を呈し、2009年は内需型、外需型の両方の産業が大きなダメージを受けた。中途採用動向の数字を見ると、回復し始めたのは昨年末からであり、実感できるようになったのは今春からだろう。

 つまり、2010年度新卒採用戦線は景気の最悪期に行われたというわけだ。卒業生の60.8%しか就職できなかったわけだが、必ずしも学生の努力が足りなかったとは言えない。中堅中小企業を志望すれば就職できた学生は多くなるはずだが、それでも6割が7割、8割になるとは思えない。
 2011年度新卒採用でも状況は悪い。リクルートワークス研究所が5月の連休前後に発表する大卒求人倍率は、2010年卒の1.62倍から2011年卒は1.28倍と急低下した。もっとも、就職情報サービス会社の中には「採用に回復の兆し」というメッセージを発し、「採用企業数に大幅な減少は見られず、採用数は変わらない」と分析するところもある。

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