(第25回)「四字熟語・故事ことわざ」で綴る就職支援・第十ニ話『就活準備』(1) - 09/10/22 | 09:01


[+]画像拡大

菊地信一

就職活動に王道なし
全体の流れを事前に把握しよう

 「自己分析」、「業界・企業研究」、「自己アピール作成・志望動機確立」、「資料請求(プレエントリー)」、「エントリーシート作成」、「会社説明会・合同企業セミナー」、「筆記試験」、「面接試験」、「内定」といったことが就職活動の個別のテーマであり、関門のようなものといってよい。3年の10月から始まっていく。  そして、この関門を乗り越えていくための必要な準備項目として「OB・OG訪問」、「エントリーシート対策」、「筆記試験対策、一般常識・SPI対策」、「就職ナビ等のインターネット活用」、「面接試験対策」などが挙げられる。このように記してみると、就職活動には整然とした流れがあるように思えるが、実はそれほどすんなりといくものではない。それぞれの活動や準備は密接にリンクしており、しかも行きつ戻りつしながら進めていくことになる。どれ一つを取ってみても、「手抜き」ができないことが明白だ。

 ただし、スタートラインが「自己分析」であることは間違いがない。就職活動をするのは自分自身。それゆえ100人の就職活動をする学生がいれば、100通りの就職活動があることになる。そう、就職活動にはこうしたら成功するという王道はないと考えてほしい。マニュアル本に記されていることは100通りの中の、一つの考え方・行動であると認識してもらいたい。マニュアルどおりにいくことは100%ありえないのだ。

準備・実践・本番の3段階行動が基本
“機に臨み変に応ず”生き方

 就職活動には大きく分けて3つの段階がある。まず「準備期」だ。この初期段階では、エントリーシート作成などが含まれる。文字どおり自分を知り、業界・企業を知る期間といえよう。その上で興味のある企業には資料請求と同じ意味を持つプレエントリーを行い、企業に提出するエントリーシートを作成する。すでに、インターンシップに参加し、着々と準備を進めている人も多いだろう。この準備期にライバルに先んじて行動を起こすことは非常に大事なことだ。「備えあれば憂いなし」ともいう。

 10月から年内にかけて特に力を入れたい活動は自己分析とプレエントリーだろう。就職活動は、みなさんの人生を豊かにできるような働く場所を探す場所といえるだろう。そのために自己分析で自分自身の強みや弱みを発見して、採用する企業側に伝えていく必要があるのだ。また、企業に対して「興味がありますと手を挙げる」行為が、プレエントリーだ。プレエントリーをした学生には、採用ホームページ等を通して、企業から情報提供が行われていく。もちろんむやみにプレエントリーをすればよいわけではない。業界・企業研究をしたうえで、そこで働いてみたいと思えるような業界・企業・職種を探していってもらいたい。なお、こうした業界・企業研究の手掛かりになるのが就職情報サイトだ。企業情報も即座に入手できると同時に、プレエントリーも可能となる。この使用を間違いなく行えば、重宝な存在となるのに間違いない。“人事を尽くして天命を待つ"くらいの意識を持てば必ずや、良い結果がもたらされるはずだ。

  • ソーシャルブックマークに登録
  • はてなブックマークに登録
  • livedoor Clipに登録
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • Buzzurlブックマークに登録
  • |  Twitterでつぶやく

バックナンバー

就活サクセス連載 記事一覧へ

就職四季報オンライン新着情報一覧へ


【PR】
就職四季報
就職四季報 就職四季報(女子版)

中立・客観的な就活研究本。この本でしかわからない貴重な情報が満載。技術系のエントリー・試験情報、入社3年後離職率、有給休暇取得状況など、役立つデータを集約。女性の採用実績など独自情報が入った女子版も好評!

Trendy Books
マーケティングマインドのみがき方 文系でもわかる ビジネス統計入門 日本人はなぜ国際人になれないのか デフレは大好機 論点思考 仮説思考 >「1秒!」で財務諸表を読む方法 「1秒!」で財務諸表を読む方法【実践編】
ブンナビ
ジョブウェブ