ホットプレート市場に新星、鍋調理もできるおトク感で人気 - 09/09/17 | 08:10


 タイガー魔法瓶と象印マホービンが不動のツートップを占める難攻不落の市場――。家電メーカーにそう見なされていたホットプレート市場で、久々にヒット商品が登場した。パナソニックが6月に発売した「IHホットプレート」だ。店頭実勢価格は2万〜3万円台と、競合他社品より1万円以上高い。にもかかわらず、8月末時点の販売台数は4万台と社内計画の4倍に達する売れ行きという。

 従来機種の多くが採用するシーズヒーター方式でなく、IHヒーター方式を採用。プレート裏面には満遍なく発熱体が圧入されており、高温を広範囲で保てる。これにより温度ムラをなくし、焼き上がりをほぼ均一にした。そのデザインもユニークだ。長方形のIHヒーターの上にプレートを置く構造で、プレートを外せばIH調理器になる。対応の鍋を使えば鍋物や揚げ物もできる。ホットプレートといえば年数回のホームパーティ以外は棚にしまい込んでいる家庭も多いが、日常の調理にも活用できるという「おトク感」で消費不況下の主婦層を引きつけた。

 パナソニックがホットプレートの新機種を発売するのは15年ぶり。2強メーカーの牙城で、差別化が難しい分野だったという。ホットプレートもIH調理器も成熟市場だが、「取り合わせの妙」で人気を博している。

(杉本りうこ =週刊東洋経済)
  • ソーシャルブックマークに登録
  • はてなブックマークに登録
  • livedoor Clipに登録
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • Buzzurlブックマークに登録
  • |  Twitterでつぶやく

生活一覧へ

ライフ一覧へ


マーケット情報

© 2008 Thomson Reuters

日経平均株価
日経平均株価 日経平均株価 10751.26 +86.31
TOPIX TOPIX 936.38 +6.00
円/ドル 円/ドル 90.47  
NYダウ平均 10,624.69 12.85
【PR】
Trendy Books
マーケティングマインドのみがき方 文系でもわかる ビジネス統計入門 日本人はなぜ国際人になれないのか デフレは大好機 論点思考 仮説思考 >「1秒!」で財務諸表を読む方法 「1秒!」で財務諸表を読む方法【実践編】

東洋経済オンラインは、東京証券取引所・大阪証券取引所・名古屋証券取引所・ジャスダック証券取引所・野村総合研究所・ダウ・ジョーンズ・ジャパン(株)・トムソン・ロイター社によって提供される情報を用いて、センティリオン株式会社で作成および運営を行い、情報提供をしております。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。