アカデミー賞候補!短編映画『八人目の侍』が誕生するまで《ハリウッド・フィルムスクール研修記7》(1) - 09/10/12 | 08:15 |
|---|
今年6月末、世界最大規模のショートフィルム(短編映画)映画祭「LA Shorts Fest」がロサンゼルスで行われました。
その中で、最高賞を受賞したのは全編日本語・日本人キャストにより作られた作品『THE 8TH SAMURAI』(八人目の侍)。監督は私が通うAFI(アメリカンフィルムインスティテュート/米国映画協会)を昨年卒業した、イタリア系アメリカ人のジャスティン・アンブロシーノ氏。
作品はAFIの卒業製作として作られ、黒沢明監督の『七人の侍』をモチーフに、「もしあの映画に8人目の侍がいたら」という仮説の下に描いたもの。最初の予定では8人起用するはずだった侍を、監督がクランクイン直前に7人にすることを決意。8人目を演じるはずだった「南州」という名の俳優の運命を描いたコメディ・ドラマです。このLA Shorts Festでの受賞により、作品はアカデミー賞短編部門のエントリー資格を獲得。過去この映画祭からオスカーノミネートが33作、受賞作が11作出ていることからも、いまや『THE 8TH SAMURAI』はアカデミー短編賞・最右翼と言っても過言ではありません。
私自身、この映画を見たときには衝撃を受けました。監督をはじめとするメインスタッフは全員日本人でないにもかかわらず、細部に至るまで1950年代日本の撮影現場が再現されているほか、演技も音楽も素晴らしい。ハリウッド映画にありがちな「西洋人から見た日本」的な奇妙なところがなく、自然に物語にのめり込んでいきました。
その衝撃は私だけではなかったようで、キネマ旬報映画総合研究所長・掛尾良夫氏も自身のブログの中で次のように語っています。
- ドラゴン・タトゥーの女 ――犯罪と経済の関係 -12/01/30
- 錯覚から探る「見る」ことの危うさ《第4回》――不可能モーションの設計 -12/01/26
- きみはペット ――韓国の国家的経済戦略 -12/01/12
- 錯覚から探る「見る」ことの危うさ《第3回》――不可能ではない「不可能立体」 -11/12/22
- ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル ――IMFよ、世界を救え! -11/12/15
- ピンピンコロリは長寿社会のためならず――『ご老人は謎だらけ』を書いた佐藤眞一氏に聞く -12/02/10
- 《書評》競争と公平感 市場経済の本当のメリット 大竹文雄著 -12/02/10
- ふるさと食の効用(その1) -12/02/09
- 《書評》人事部は見ている。 楠木新著 -12/02/09
- 《書評》脳が冴える勉強法 覚醒を高め、思考を整える 築山 節著 -12/02/09
【東洋経済オススメ情報】

















