「第15回環境報告書賞・サステナビリティ報告書賞」の審査結果発表
（発表日 2012/01/30）
環境報告書賞「最優秀賞」にリコーグループ
サステナビリティ報告書賞「最優秀賞」に富士ゼロックス
株式会社東洋経済新報社（本社 東京都中央区、代表取締役社長 柴生田晴四）はこのほど優れた環境報告書を表彰する「第15回環境報告書賞・サステナビリティ報告書賞」の審査を終了しましたので、結果を発表いたします。
審査結果
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＜環境報告書賞＞ |
| 最優秀賞 |
リコーグループ |
| 優秀賞 |
日本製紙グループ本社 |
| 優良賞 |
味の素グループ |
| 小松製作所 |
| 生活協同組合コープながの |
| 日本興亜損害保険 |
| 本田技研工業 |
| 特別賞 |
該当なし |
| サイトレポート賞 |
三菱樹脂 平塚工場 |
| ルネサス山形セミコンダクタ |
| 公共部門賞 |
千葉大学 |
| 三重大学 |
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＜サステナビリティ報告書賞＞ |
| 最優秀賞 |
富士ゼロックス |
| 優秀賞 |
住友金属鉱山 |
| 東芝 |
| 優良賞 |
大阪ガス |
| 大林組 |
| セブン＆アイ・ホールディングス |
| 第一三共 |
| 帝人 |
| 日立製作所 |
| 三井物産 |
| リヴァックス |
| 特別賞 |
武田薬品工業 |
| ＜第15回記念 東洋経済新報社特別奨励賞＞ |
| 新エネルギー政策部門賞 |
シャープ |
省エネ推進部門賞
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旭硝子 |
本賞の最高峰である最優秀賞は、環境報告書部門で「リコーグループ」、サステナビリティ報告書部門で「富士ゼロックス」がそれぞれ受賞しました。
リコーグループは環境経営に特化した報告書を作成し、2050年までの長期目標と3年ごとの中期目標をそれぞれ掲げ、それをもとにＰＤＣＡ（計画〜実行〜評価〜改善）が実践されている点、また地球温暖化防止策や環境会計などに独自の指標を取り入れるなど、経営と一体となった環境政策を進めていることが評価されました。また、生物多様性に対してもグローバルで独自の取り組みを展開していることも特徴的です。
富士ゼロックスはレポート本体が簡便にまとめられ、�狷匹澆笋垢記瓩魄媼韻靴覆�らも高い質を保っていることに加え、「取り組み編」ではステークホルダー別にＣＳＲマネジメントがしっかり管理され、示されていることが評価されました。また、ウェブでの補足情報も充実している点、さらにグローバル企業として海外のサプライチェーンや各地域社会への諸対応は秀逸といえます。
このほか、本賞が１５回目を迎えたことを記念して特設した特別奨励賞の「新エネルギー政策部門賞」には、「エコ・ポジティブ・カンパニー」としての企業理念を掲げ、太陽光発電をはじめ再生可能エネルギーへの取り組みをコア事業と位置づけている「シャープ」が、同じく「省エネ推進部門賞」には生産工程において重層的省エネに取り組み、製品においても住宅用や事務所・工場用にそれぞれ省エネ機能を強化したガラスに重点を置いている「旭硝子」がそれぞれ受賞しました。
「環境報告書賞・サステナビリティ報告書賞」とは
環境報告書の普及と内容の向上を願って1998年にグリーンリポーティングフォーラムと東洋経済新報社が創設しました。企業の環境問題に対する意識の向上と環境情報開示の重要性に対する認識が定着してきており、今回第15回は応募点数が357点と質･量ともに充実してきています。
また、時代に先駆けて2004年に「サステナビリティ報告書賞」、2007年に環境報告書賞の「公共部門賞」を創設。今後も日本の企業社会、さらには国全体として持続可能な社会の発展に少しでも寄与していければと考えております。
審査方法
| １． |
一次審査として、グリーンリポーティングフォーラム（ＧＲＦ）メンバーと東洋経済新報社の企業分析記者などからなる作業部会が、応募357点（うち、環境報告書78点、サイトレポート37点、公共部門45点、サステナビリティ報告書197点）のなかから、受賞候補を 63点に絞りました。 |
| ２． |
一次審査結果をもとに、最終審査会で、「環境報告書賞」では最優秀賞1点、優秀賞1点、優良賞5点、特別賞（該当なし）、「サイトレポート賞」2点、「公共部門賞」2点を、そして「サステナビリティ報告書賞」では最優秀賞1点、優秀賞2点、優良賞9点（ただし１社辞退）、特別賞1点をそれぞれ選定しました。 |
審査委員（50音順・敬称略）
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＜環境報告書賞＞ |
| 枝廣淳子 |
環境ジャーナリスト |
| 國部克彦 |
神戸大学大学院経営学研究科教授／グリーンリポーティングフォーラム代表 |
| 末吉竹二郎 |
国連環境計画・金融イニシアチブ特別顧問 |
| 角田季美枝 |
消費生活アドバイザー |
| 寺西俊一 |
一橋大学大学院経済学研究科教授 |
| 藤井良広 |
上智大学大学院地球環境学研究科教授 |
| 水口 剛 |
高崎経済大学経済学部教授 |
| 野津 滋 |
東洋経済新報社 |
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＜サステナビリティ報告書賞＞ |
| 秋山をね |
インテグレックス代表取締役社長 |
| 足達英一郎 |
日本総合研究所理事 ＥＳＧリサーチセンター長 |
| 橘高真佐美 |
弁護士 |
| 上妻義直 |
上智大学経済学部教授 |
| 國部克彦 |
神戸大学大学院経営学研究科教授／グリーンリポーティングフォーラム代表 |
| 後藤敏彦 |
サステナビリティ日本フォーラム代表理事 |
| 水尾順一 |
駿河台大学経済学部教授／日本経営倫理学会常任理事 |
| 緑川芳樹 |
バルディーズ研究会共同議長 |
| 野津 滋 |
東洋経済新報社 |
過去５年の受賞 （詳しくはこちらをご参照ください）
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＜環境報告書賞＞ |
| 第14回（2011年） |
最優秀賞：住友林業 ／ 優秀賞：パナソニック、本田技研工業 |
| 第13回（2010年） |
最優秀賞：東芝グループ ／ 優秀賞：新日本製鐵、日本製紙グループ本社 |
| 第12回（2009年） |
最優秀賞：リコーグループ ／ 優秀賞：サラヤ、パナソニック |
| 第11回（2008年） |
最優秀賞：リコーグループ ／ 優秀賞：サラヤ、本田技研工業 |
| 第10回（2007年） |
最優秀賞：本田技研工業 ／ 優秀賞：リコーグループ |
| ＜環境報告書賞・サイトレポート賞＞ |
| 第14回（2011年） |
埼玉日本電気 ／ リコー 電子デバイスカンパニー 池田事業所・やしろ工場 |
| 第13回（2010年） |
三菱樹脂 平塚工場／ 矢崎部品 栃木工場 |
| 第12回（2009年） |
シャープ三重工場 ／ 東芝 横浜事業所 ／ リコー 御殿場事業所 |
| 第11回（2008年） |
東芝横浜事業所 ／ リコー 福井事業所 |
| 第10回（2007年） |
三菱化学 鹿島事業所 |
| ＜環境報告書賞・公共部門賞＞ |
| 第14回（2011年） |
島根大学 ／ 東京都水道局 ／ 三重大学 |
| 第13回（2010年） |
宇宙航空研究開発機構 ／ 名古屋大学 |
| 第12回（2009年） |
千葉大学 ／ 東京大学 ／ 三重大学 |
| 第11回（2008年） |
千葉大学 |
| 第10回（2007年） |
京都大学 ／ 東京都水道局 |
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＜サステナビリティ報告書賞＞ |
| 第14回（2011年） |
最優秀賞：武田薬品工業 ／ 優秀賞：帝人、富士フイルムホールディングス |
| 第13回（2010年） |
最優秀賞：富士ゼロックス ／ 優秀賞：積水化学工業、セブン＆アイ・ホールディングス |
| 第12回（2009年） |
最優秀賞：オムロン ／ 優秀賞：帝人、デンソー |
| 第11回（2008年） |
最優秀賞：凸版印刷 ／ 優秀賞：東芝グループ、富士フイルムホールディングス |
| 第10回（2007年） |
最優秀賞：富士フイルムホールディングス ／ 優秀賞：松下電器産業 |
「第15回記念 東洋経済新報社特別奨励賞」とは
今回、本賞が15回目を迎えたことを記念して、特別奨励賞として「新エネルギー政策部門賞」と「省エネ推進部門賞」を設けました。同賞は、今回の応募作品すべてを対象とし、上記テーマについての報告内容が具体性豊かでユニークかつ先進的であるなど、特に優れた報告内容が認められる報告書を東洋経済新報社が選定し表彰するものです。
審査結果等の公表について
審査結果につきましては、1月30日（月）発売の『週刊東洋経済』（2月4日号）にて発表いたします。
また1月30日(月)以降、東洋経済新報社のホームページにて、講評・審査過程などを順次掲出いたします。
→こちらをご覧ください
表彰式・シンポジウムのご案内
【日 時】 2012年3月8日(木) 13：00〜17：00（受付開始12：30）
【会 場】 東京會舘 12Ｆ ロイヤルルーム 東京都千代田区丸の内3−2−1 TEL.03(3215)2111
【表 彰 式】 13：00〜14：00
【シンポジウム】 14：30〜17：00 ※参加費無料
テーマ：「新時代に入った日本のＣＳＲ（仮）」
14：30〜15：10 基調講演 「ＣＯＰ１７後の日本の環境経営はどうなる？（仮）」
上智大学大学院地球環境学研究科教授 藤井良弘様
15：15〜17：00 パネルディスカッション「震災後の日本企業のＣＳＲ新潮流（仮）」
・受賞企業 （2〜3社ご担当者様を予定）
・インテグレックス代表取締役社長 秋山をね様
・グリーンリポーティングフォーラム代表
神戸大学大学院経営学研究科教授 國部克彦様（モデレーター）
【お申し込み方法】
東洋経済新報社 環境報告書賞事務局・寺田（ kankyo@toyokeizai.co.jp）まで、以下の内容をご記入の上、メールでお申し込みください。※応募企業の皆様には後日ご招待状をお送りいたしますので、メールでのお申し込みの必要はございません。
＜メール内容＞
◇件名： シンポジウム参加申込
◇本文： ご参加者名、ご参加人数、会社名、所属、住所、電話番号 |
