テーマ：
公的債務累増下の成長戦略
―21世紀の日本に未来は開けるか―

• 受賞者
• 選考委員

高橋亀吉 （1891-1977）

ギリシャ危機で露わになったように、いま、世界のマーケットは公的債務に厳しい目を向けている。2010年末に国と地方の公的債務残高が900兆円を超える日本も他人事ではない。菅政権は、「成長路線の元での財政再建」をめざしている。どのような財政再建策があるのか、はたまた、成長戦略をどう描けばいいのか。公的債務累増下での成長戦略について既成概念にとらわれない論文を求めました。 厳正な選考の結果、佳作2点の論文が入選となりました（最優秀作、優秀作は該当なし）。

佳作

• 三浦　清志氏　経営コンサルタント
  「社会保障分野を成長エンジンにするための戦略文化改革」
• 三浦　瑠麗氏　法学博士、東京大学大学院法学政治学研究科　ポスト・ドクトラル・フェロー
  「長期的視野に立った成長戦略 ―　ワーキングマザー倍増計画」

※ご本人の了承を得た論文を掲載しております。

大田弘子 氏 政策研究大学院大学 副学長	武藤敏郎氏 大和総研理事長	若田部昌澄 氏 早稲田大学 政治経済学術院教授