環境報告書賞 サステナビリティ報告書賞

 1998年、わが国における企業の環境情報開示に対する認識を高め、環境報告書が質量ともに充実することを願って創設した『環境報告書賞〜グリーン・リポーティング・アウォード〜』も、おかげさまで第4回目を迎えることになりました。 この間、わが国の環境報告書は質的にも量的にも著しい進化をとげています。

 たとえば応募数でも、第1回環境報告書賞の応募が47点だったものが、第2回は73点、第3回は100点、今回は192点と急増しています。また、読みやすさの工夫やデータの拡充といった編集面での改善はもとより、環境会計や第三者認証の導入やサスティナビリティ(持続可能)報告など新しい取り組みにも積極的な姿勢をみることができます。

 諸外国でも優秀な環境報告書を表彰する制度が90年代初めから始まっており、企業の環境意識の向上に実績をあげています。私どもの表彰制度によって、わが国企業の環境への取り組み・意識が促進され、持続可能な社会に向けた市民と企業との対話を促進する一助となれば幸いです。

 「第四回環境報告書賞」審査結果、選考委員による講評、受賞企業による「受賞のことば」 などが『週刊東洋経済』2001年5月12号76ページ〜82ページに掲載されていますので 併せてご覧下さい。

東洋経済新報社
グリーンリポーティング・フォーラム