店内でチケット発券を手掛けるローソンにしても、チケット強化は客単価上昇が見込める重要戦略の一つ。一般的にチケット販売の利益率は弁当より低いが、単価は数千円以上で1万円を超えるものも多い。弁当と飲み物を買っても500円でお釣りがくる時代に、この客単価は魅力だ。
チケット販売でローソンに水をあけられたセブン−イレブン・ジャパンは昨年12月、ぴあに出資し、チケット事業の強化に動いた。セブンを本気にさせたのはローソンのチケット戦略だった。
「就任以来、最大の迷惑をかけた。一から出直す」と9日の会見で頭を下げたローソンの新浪剛史社長(LEM会長)だが、どう立て直すのか。しかし気になるのは、消えたカネの行方である。
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(高橋志津子 撮影:梅谷秀司 =週刊東洋経済2010年2月27日号)
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