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なりふり構わぬ任天堂、ソニーからモンスターハンターを奪取(1) - 11/10/04 | 12:18

 ゲームソフト大手のカプコンは、『モンスターハンター(モンハン)3G』を任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」で12月に発売すると発表した。

 モンハンは友人と協力して巨大モンスターを倒すゲーム。シリーズ累計販売本数は1800万本を誇り、今やゲーム機の売れ行きを左右するビッグタイトルだ。

 昨年末、ソニー・コンピュータエンタテインメントの携帯ゲーム機「プレイステーションポータブル(PSP)」で発売した『モンスターハンターポータブル3rd』の販売は470万本を突破。同作発売週のPSP販売台数は歴代最高の32・7万台(エンターブレイン調べ)を記録し、売り場で品切れが相次いだ。「3DSも恩恵を受ける可能性が高い」(岡三証券の森田正司アナリスト)。

 3DSの売れ行きは芳しくない。6月末の累計販売台数は432万台。1億4000万台を売ったニンテンドーDSの後継機にしては、「期待したスピードでは広がっていない」(岩田聡社長)。2011年4〜6月期は四半期決算初の営業赤字を計上した。

 8月には、発売からわずか半年で異例の1万円値下げ。1万5000円となり、販売はやや持ち直したが、量産効果が出る前の値下げで、3DSハード単体の損益は赤字だ。

次の次も3DS

 それだけに、モンハンへの期待は大きい。任天堂はカプコンに対して、熱烈なオファーをしたもようだ。「操作感がPSPでのヒットの一因」(森田アナリスト)だったことから、3DSに装着すると操作性がよくなる「拡張スライドパッド」をわざわざ開発。3Gと同日発売するところに必死さが垣間見える。

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