シニア層の写真愛好家なら誰もが懐かしさを覚えるカメラブランド、ヤシカ。小型フィルム機で人気を博し、かつては国内のみならず世界各地で高い市場シェアを獲得した。1983年に京セラに買収され、国内では久しく姿を消していた。だが近年、デジタルカメラなどのブランドとして日本ばかりか、海外でもひそかに復活している。
JR新横浜駅近くのパソコン量販チェーン・ピーシーデポ。ソニーやキヤノンなどの大手メーカー品に交じって、ヤシカブランドのデジタルカメラやビデオカメラが数機種並ぶ。
「よく売れますよ。なんといっても値段が安いですから」と店舗スタッフ。デジカメなら5000円台、フルハイビジョンのビデオでも1万5000円程度という低価格だ。
世界同時多発的にヤシカブランドが「再生」
衝動買いしても惜しくないお手頃製品としてヤシカをよみがえらせたのは、エグゼモード(東京・渋谷)という新興家電メーカーだ。
2007年設立で、全社員35人のうち技術者は藤岡淳一社長ただ1人。製品の生産は中国の提携工場に委託する、いわゆるファブレスメーカーで、自社は企画とアフターサービスを主に手掛ける。
08年から自社製品にヤシカのブランドを冠しているが、商標権はエグゼモードの所有ではない。同社に日本国内限定でライセンス供与しているのは、香港企業のJNCデイタム・テック・インターナショナルだ。
07年、京セラがカメラ事業から撤退するのに伴い、香港の販売代理事業者だったデイタムにヤシカの商標権を売却(金額は非開示)していたのだ。
JR新横浜駅近くのパソコン量販チェーン・ピーシーデポ。ソニーやキヤノンなどの大手メーカー品に交じって、ヤシカブランドのデジタルカメラやビデオカメラが数機種並ぶ。
「よく売れますよ。なんといっても値段が安いですから」と店舗スタッフ。デジカメなら5000円台、フルハイビジョンのビデオでも1万5000円程度という低価格だ。
世界同時多発的にヤシカブランドが「再生」
衝動買いしても惜しくないお手頃製品としてヤシカをよみがえらせたのは、エグゼモード(東京・渋谷)という新興家電メーカーだ。
2007年設立で、全社員35人のうち技術者は藤岡淳一社長ただ1人。製品の生産は中国の提携工場に委託する、いわゆるファブレスメーカーで、自社は企画とアフターサービスを主に手掛ける。
08年から自社製品にヤシカのブランドを冠しているが、商標権はエグゼモードの所有ではない。同社に日本国内限定でライセンス供与しているのは、香港企業のJNCデイタム・テック・インターナショナルだ。
07年、京セラがカメラ事業から撤退するのに伴い、香港の販売代理事業者だったデイタムにヤシカの商標権を売却(金額は非開示)していたのだ。
- 【PR】
- “甘い”キムチで大躍進、革命児ピックルスの野望 -12/02/09
- 原発再稼働へ「前進」でも、関西電力が喜べない理由 -12/02/09
- キリンビバレッジが飲料業界5位に転落、カリスマ社長に重圧 -12/02/09
- 苦境に立つ野村ホールディングス、脱「リーマン」へ転換 -12/02/08
- 欧州生産撤退を決めた三菱自動車が次に打ち出す一手は北米事業の抜本再編か -12/02/07
- 金正日の死に涙する北朝鮮国民の心の内 -12/02/10
- サイバーセキュリティを重視した米国の新国防戦略指針、立ち遅れる日本の対応 -12/02/10
- O2Oビジネスの先端手法・ゲーミフィケーション《O2Oビジネス最前線・黎明期を迎えた新・消費革命 第5回》 -12/02/10
- ユーロ安でも値下げせず、強気な輸入車が絶好調 -12/02/10
- 中国の不動産市場、下落局面は長期化が必至 -12/02/10
【東洋経済オススメ情報】

















