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携帯放送争奪戦の勝敗、ドコモとKDDIが激突!(2) - 10/07/28 | 16:20


異なる設備投資計画

 激突する両陣営で大きく異なるのは、予定する設備投資額だ。メディアフローが5年間で基地局865局、総額961億円を見積もるのに対し、mmbi側はわずか125局で総額438億円と、半分以下の投資額を予定する。

 「ドコモさんの考えがよくわからない」と、KDDIの小野寺正社長はドコモの投資計画に疑念を投げかける。「基地局をたくさん建てて受信可能なエリアを広げなければ、ユーザーに満足してもらえない。そんなことは、携帯電話事業で誰よりも理解しているはずだが」。

 実際、総務省が公表した研究会報告書によると、NHKの試算ではサービスには700億円の投資が必要。だが、mmbiは「基地局数が少ないのは大出力で電波を飛ばすから。エリアカバーに問題はまったくない」(二木治成社長)と反論する。

 もっとも、業界ではドコモ陣営有利との見方が根強い。「当初、メディアフローが手を挙げたが、外資のクアルコムの技術であることを総務省が嫌がった。それよりは国産技術を擁立しようと、mmbiが設立された」(デジタルメディアコンサルタントの江口靖二氏)経緯があるからだ。結論は数週間後。どちらに軍配が上がるのか。

■NTTドコモの業績予想、会社概要はこちら



■KDDIの業績予想、会社概要はこちら



(桑原幸作 =週刊東洋経済2010年7月31日号)
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