フランスワインの定着 その5:大衆化=販路の多様化《ワイン片手に経営論》第9回(1) - 09/06/14 | 08:00 |
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7〜8年前のこと、出張でパリに立ち寄ったとき、飛行機の出発時間まで半日ほどあったので、モンマルトルの丘まで足を延ばしたことがあります。パリに行くとほぼ必ず行くのが、サン・ミッシェル(St. Michel)にある本屋さんジベール・ジュンヌ(Gibert Jeune)です。その日は、そこで何冊かの大きな書籍を買い、それまで手ぶらだったものですから、「あー、荷物になってしまったな」と思いながらも、半日のパリでの贅沢な時間を無駄にしないためにも、鋭意、地下鉄に乗り込みました。
モンマルトルの最寄りの駅であるラマルク・コランクール(Lamarck-Caulaincourt)駅を降り立つと、天気があまり良くなかったせいもありますが、周りは何となく薄暗い雰囲気。「これがかの有名なモンマルトルなのか?」と思いつつ歩いていると、どうやらサン・ヴァンサン墓地の横の坂道を上っていました。これは、有名な画家ユトリロが眠っているところとか。海外の本はやたらと重たいものが多い気がするのですが、手に数冊の書籍が入ったビニール袋を持っていることもあり、さしてきついとも思われない墓地の横の坂道がとても長い坂に見えて、わずかなパリの時間を使ってここまで足を延ばすより、どこかのカフェでのんびりと昼からワインを飲んでいたほうが良かったかと半ば後悔しつつも、ひたすら「モンマルトルの丘」を目指しました。するとまもなく到着と思われる道沿いに「Musee de Montmartre」と、派手なエンジ色の看板が目に入ってきました。
なにぶん計画性なく思い立った、気ままな小旅行。重たい書籍がますますズシリと手に食い込み始めているところに、都合よく、ちょっとした休憩所を見つけた気分で、このエンジ色の看板をくぐりました。フランス語で「Musee」とは、もっぱら美術館。中をのぞき、しばらくいろいろなポスター風の絵画をみていると、ロートレックのポスターが。そして、どこぞで見たことのある「黒猫(Chat Noir)」、「ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge)」といった作品がありました。この時点で、手元の書籍袋は、握力が極端に低下しているため手では持っていられず、もはや抱えるように腕にぶら下げている状態。しかも、袋の紐が腕橈骨筋(わんとうこつきん)に食い込み、痛みを食いしばって堪えていました。
モンマルトルの最寄りの駅であるラマルク・コランクール(Lamarck-Caulaincourt)駅を降り立つと、天気があまり良くなかったせいもありますが、周りは何となく薄暗い雰囲気。「これがかの有名なモンマルトルなのか?」と思いつつ歩いていると、どうやらサン・ヴァンサン墓地の横の坂道を上っていました。これは、有名な画家ユトリロが眠っているところとか。海外の本はやたらと重たいものが多い気がするのですが、手に数冊の書籍が入ったビニール袋を持っていることもあり、さしてきついとも思われない墓地の横の坂道がとても長い坂に見えて、わずかなパリの時間を使ってここまで足を延ばすより、どこかのカフェでのんびりと昼からワインを飲んでいたほうが良かったかと半ば後悔しつつも、ひたすら「モンマルトルの丘」を目指しました。するとまもなく到着と思われる道沿いに「Musee de Montmartre」と、派手なエンジ色の看板が目に入ってきました。
なにぶん計画性なく思い立った、気ままな小旅行。重たい書籍がますますズシリと手に食い込み始めているところに、都合よく、ちょっとした休憩所を見つけた気分で、このエンジ色の看板をくぐりました。フランス語で「Musee」とは、もっぱら美術館。中をのぞき、しばらくいろいろなポスター風の絵画をみていると、ロートレックのポスターが。そして、どこぞで見たことのある「黒猫(Chat Noir)」、「ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge)」といった作品がありました。この時点で、手元の書籍袋は、握力が極端に低下しているため手では持っていられず、もはや抱えるように腕にぶら下げている状態。しかも、袋の紐が腕橈骨筋(わんとうこつきん)に食い込み、痛みを食いしばって堪えていました。
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