CoCo壱番屋に学ぶ・制約条件の中での生き残り!《それゆけ!カナモリさん》(3) - 10/03/13 | 08:00 |
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東海ウォーカーの記事「カレーだけじゃない! 朝粥にパンもそろうココイチの“店限定メニュー”」がメニューを伝えている。
朝粥や白玉ぜんざいパンも売る「名駅サンロード店」の「粥」は「おや?」と思うかもしれない。実は壱番屋には08年に1店舗だけオープンさせた新業態店「粥茶寮 kassai」(かゆさりょう かっさい)」が同じ名古屋ある。そのノウハウを転用しているのだろう。同店ではカレーパンをはじめテイクアウトメニューを揃えているが、店舗外の地下街通路側に面して設置されるレジを配置するなど、人通りの多い地下街という地の利もしっかり活かしている。
他店も負けてはいない。岐阜県限定! アツアツの鉄板にルーをかける「鶏(けい)ちゃんカレー」が人気だというが、新たに導入しているのは食器の鉄板だけで、あとは工夫の産物だ。
同じカレーパンもバリエーションに変化を持たせている店舗もある。ココイチ矢場町店限定「ココ矢バーガー」、人気沸騰で販売期間延長へ(サカエ経済新聞)。
元々は従業員用の「賄い」として開発したものだというが、「トンテキハンバーグ」のタレに付けたトッピング用のハンバーグとレタス、マヨネーズを、ほどよく焼いた「焼きカレーパン」を半分に切ったものに挟み提供しているという。これもまた、創意工夫の賜だ。
同社のホームページには、「三島コロッケカレー」(静岡県の三島萩店)や「下仁田ネギ鍋焼きカレーうどん」(前橋市の前橋荒牧店)、「黒はんぺんカレー」(静岡県の豊田町店)などご当地の名産やB級グルメとのコラボ商品もある(いずれも期間限定のようだが)。同社は産経新聞のインタビューに対し、「1000店舗に1000通りのメニューがあってよいと考えている」と語っており、今後もメニューは増えていきそうだ。
ビジネスに制約条件はつきものだ。また経済情勢が厳しい昨今、ヒト、モノ、カネのリソースが充分でないことも多いだろう。しかし、苦しいときほど他との差別化をして成長を図るチャンスでもある。CoCo壱番屋の「ストアレベルマーケティング」の涙ぐましい努力から学ぶものは多いはずだ。
朝粥や白玉ぜんざいパンも売る「名駅サンロード店」の「粥」は「おや?」と思うかもしれない。実は壱番屋には08年に1店舗だけオープンさせた新業態店「粥茶寮 kassai」(かゆさりょう かっさい)」が同じ名古屋ある。そのノウハウを転用しているのだろう。同店ではカレーパンをはじめテイクアウトメニューを揃えているが、店舗外の地下街通路側に面して設置されるレジを配置するなど、人通りの多い地下街という地の利もしっかり活かしている。
他店も負けてはいない。岐阜県限定! アツアツの鉄板にルーをかける「鶏(けい)ちゃんカレー」が人気だというが、新たに導入しているのは食器の鉄板だけで、あとは工夫の産物だ。
同じカレーパンもバリエーションに変化を持たせている店舗もある。ココイチ矢場町店限定「ココ矢バーガー」、人気沸騰で販売期間延長へ(サカエ経済新聞)。
元々は従業員用の「賄い」として開発したものだというが、「トンテキハンバーグ」のタレに付けたトッピング用のハンバーグとレタス、マヨネーズを、ほどよく焼いた「焼きカレーパン」を半分に切ったものに挟み提供しているという。これもまた、創意工夫の賜だ。
同社のホームページには、「三島コロッケカレー」(静岡県の三島萩店)や「下仁田ネギ鍋焼きカレーうどん」(前橋市の前橋荒牧店)、「黒はんぺんカレー」(静岡県の豊田町店)などご当地の名産やB級グルメとのコラボ商品もある(いずれも期間限定のようだが)。同社は産経新聞のインタビューに対し、「1000店舗に1000通りのメニューがあってよいと考えている」と語っており、今後もメニューは増えていきそうだ。
ビジネスに制約条件はつきものだ。また経済情勢が厳しい昨今、ヒト、モノ、カネのリソースが充分でないことも多いだろう。しかし、苦しいときほど他との差別化をして成長を図るチャンスでもある。CoCo壱番屋の「ストアレベルマーケティング」の涙ぐましい努力から学ぶものは多いはずだ。
《プロフィール》
金森努(かなもり・つとむ)
東洋大学経営法学科卒。大手コールセンターに入社。本当の「顧客の生の声」に触れ、マーケティング・コミュニケーションの世界に魅了されてこの道18年。コンサルティング事務所、大手広告代理店ダイレクトマーケティング関連会社を経て、2005年独立起業。青山学院大学経済学部非常勤講師としてベンチャー・マーケティング論も担当。
共著書「CS経営のための電話活用術」(誠文堂新光社)「思考停止企業」(ダイヤモンド社)。
「日経BizPlus」などのウェブサイト・「販促会議」など雑誌への連載、講演・各メディアへの出演多数。一貫してマーケティングにおける「顧客視点」の重要性を説く。
金森努(かなもり・つとむ)
東洋大学経営法学科卒。大手コールセンターに入社。本当の「顧客の生の声」に触れ、マーケティング・コミュニケーションの世界に魅了されてこの道18年。コンサルティング事務所、大手広告代理店ダイレクトマーケティング関連会社を経て、2005年独立起業。青山学院大学経済学部非常勤講師としてベンチャー・マーケティング論も担当。共著書「CS経営のための電話活用術」(誠文堂新光社)「思考停止企業」(ダイヤモンド社)。
「日経BizPlus」などのウェブサイト・「販促会議」など雑誌への連載、講演・各メディアへの出演多数。一貫してマーケティングにおける「顧客視点」の重要性を説く。
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