グローバル時代の成功のカギはダイバーシティ〜「アジア内需」のチャンスを生かす《4》アメリカよりも豊かな多様性を深く理解することがアジア進出の第一歩(2) - 11/05/23 | 16:18 |
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単一民族に近く同質性が高い日本にとって、アジアは想像を絶するほど多様だ。しかし、これらの多様性は、アジアの消費と労働市場の「鏡」であり、それらへの深い理解が、企業の成長・成功にとって極めて重要となるのだ。
このようなアジアで多様な人材を企業のパフォーマンス向上のために活用するためには、既存の日本の画一的なやり方や制度では、とうてい対応しきれない。多種多様な社員の違いを認め受け入れ、適切な仕組み、コミュニケーションの方法や人事などの環境整備を推進していくことが不可欠なのである。
斬新な発想や創造的な問題解決策は、多様な価値観、個性や知識などが刺激し合うことにより生み出される。ダイバーシティ推進の取り組みは労力がかかることだが、そうすることにより、多角的な視点や経験などをフルに取り込みながら、ダイナミックに変化する市場に迅速かつ柔軟に対応できる企業となりうるのだ。
異なる属性、背景や文化を持つ社員の多様性をどのように活かし、新しい価値観、イノベーション、発想、解決策を生み出していくのか。企業の力量が問われている。
パク・スックチャ

アパショナータ代表&コンサルタント ワークライフバランス/ダイバーシティ 日本生まれ、韓国籍。東京で聖心インターナショナル・スクールを卒業。米国ペンシルベニア大学経済学部BA(学士)、シカゴ大学 MBA(経営学修士)取得。米国と日本で米国系企業に5年間勤務。その後、韓国延世大学へ語学留学。日本に戻り米国系運輸企業に入社。同社にて日本・香港・シンガポール・中国など、太平洋地区での人事、スペシャリストおよび管理職研修企画・実施を手掛ける。2000年2月に退社。同年12月に日本で最初にワークライフバランスを推進するコンサルタントとして独立。企業での社員の意識改革、働き方改革および教育研修に携わる。また、米国とアジアに精通したグローバルな経験を生かし、ダイバーシティ(多様性)推進に力を注ぐ。企業にもメリットをもたらす手法で進める在宅勤務導入コンサルティングで成功実績を出し、企業での在宅勤務(テレワーク)も専門とする。著書『会社人間が会社をつぶす−ワーク・ライフ・バランスの提案』(朝日選書)など。
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