インタビュー

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まだまだ、あこぎな業者がいる葬儀業界、遺族が落ち着く時間を作りたい――日本初・遺体用ホテルを開業したニチリョク・寺村久義社長に聞く(1) - 10/07/15 | 10:20


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 6月15日に日本初、いや世界でも初の試みとなるご遺体のホテルが、横浜市西区の久保山に開業した。その名も「ラステル久保山」。故人が荼毘に付される前に、最期の一夜を過ごすホテルの意から“ラステル”と名付けられた。
 
 外観は言うに及ばず、エントランスを入ると広々とした総合受付があるなど、まさにビジネスホテルといった趣。開業準備中には、ビジネスマンが「今日、泊まれますか」と尋ねてきたほど。

 この“ホテル”を作ったのは、葬祭業界ではやや異端児である、霊園・墓石等の企画、開発、販売を行うニチリョクだ。なぜ、このようなホテルを開業したのか。その真意をニチリョクの寺村久義社長に聞いた。

――ラステルを開業したいちばんの動機はなんですか?

 人が亡くなるときは、平均的に亡くなるわけじゃないんですね。亡くなるときは、一度に何人もの方がお隠れになる。ある日に5人くらいのご遺体を預かったかと思えば、その翌日にはゼロということもある。潮の満ち引きかなんか知りませんが、波があるんです。
 
 当社も自社で葬儀をやっていて5遺体まではお預かりできるんですが、それ以上になるとよそ様の霊安所に預かっていただくことがままある。これはほかの葬儀社でも同じだと思います。つまり、ご遺体だけを預かる、そういうニーズもあるじゃないかと思ったんです。



 ただ、火葬場でもご遺体を預かってくれますが、ちょっとした数のご遺体を預かることができる場所では、大型の冷蔵庫にご遺体を納めることになる。面会に行くとその冷蔵庫から引き出しのようなものを引き出して、面会させてくれるのですが、物体を扱っている感じが拭えない。
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