アフリカのビッグビジネスで光る日本のブランド力、自動車を筆頭に重電、建機なども奮戦中!(2) - 10/01/25 | 14:30
トップ堅持するトヨタ 2位にはヒュンダイ
その日産を、シェアで大きく上回るのがトヨタ自動車だ。進出して半世紀近く経った現在、シェアはアフリカ全土で18%、南アでは24%に迫り、2位以下のヒュンダイ、米ゼネラル・モーターズ(シボレー)、独フォルクスワーゲンを退ける。
南アの現地生産開始は、米国や英仏よりもはるか前の62年。ダーバン工場の年間生産台数は18万台弱で、規模では中国・広州工場とほぼ等しい。グループのデンソーやトヨタ紡織、豊田合成なども進出、現地の雇用創出にも貢献してきた。
躍進のカギは、まず「カローラで早くから現地に進出したこと」(トヨタ幹部)。南アで生産されたカローラは、同国内では高級車。ダーバン工場は欧州向けカローラの一大輸出基地でもある。07年投入の新型カローラも海外では2番目に早く生産を立ち上げた。
トヨタが04年から始めた世界戦略車IMVシリーズの寄与もある。IMVは、一つの車台を共有し、新興市場で効率的に開発・生産するプロジェクトで、タイや南ア、アルゼンチンなどをそれぞれ生産・輸出拠点とし、相互に部品や完成車を供給し合う。ピックアップトラックやSUV、ミニバンの3タイプで構成。大型車の需要が比較的大きく、為替変動の影響も受けにくいこれらの国で、IMVは競争力を保ってきた。
ただ、最近では韓国のヒュンダイ、中国のチェリー、インドのタタがシェアを伸ばすなど、低価格車競争が激化。圧倒的知名度と品質への信頼を武器に、市場成長の果実をつみ取れるかどうかが問われている。

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