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【産業天気図・銀行業】収益細り、黒字でも利益は低位、与信費用にも不安(2) - 09/06/19 | 15:10


 加えて、投資信託や保険の販売手数料も大きな回復は見込めない。足元、08年度の下期よりはやや動きが回復しているものの、08年度の上期の水準には及ばないとしている銀行が多いため、年度を通じて前期並みの低迷状態に留まると見られる。

 そうした事情なので、財務状態の悪い銀行、すなわち資本余力に不安がある銀行は要注意である。そうした銀行が顧客基盤が弱く手収益力が乏しく、不良債権処理が想定以上に増えて赤字に陥るようなら、公的資金の申請を余儀なくされる可能性がある。第二地銀にはそうした可能性のある銀行がある。
 
 大手の注目銘柄は、弱者同士が本当に統合するのかどうかが注目されているあおぞら銀行、新生銀行、3メガバンクのなかで収益力が低下し、資本の質の面で弱く、公募増資を控えているみずほフィナンシャルグループ<8411>、公的資金優先株の一斉転換を8月1日に控え(下限価格400円)ている中央三井トラスト・ホールディングス<8309>などだ。

(大崎 明子)
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