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O2Oビジネスの原動力、ソーシャルメディアによる消費社会の再構築《O2Oビジネス最前線・黎明期を迎えた新・消費革命 第3回》(1) - 12/01/27 | 12:03



 ソーシャルメディアの影響力は、すさまじい。

 中東、アフリカのネット革命や、中国での政府批判など、ソーシャルメディアは世界の国家体制をも揺るがせている。日本でも東日本大震災では緊急時の情報伝達手段となり、重要な社会インフラとしても認識された。

 世界を変えるパワーは、日本の消費社会をも再構築しつつある。

 野村総合研究所の『ITナビゲーター2012年版』(東洋経済新報社刊)によると、2011年の日本国内のソーシャルメディア利用者数は、約3200万人(mixi、Twitter、Facebookを対象。複数サービス利用者は、1人として計算)と推計され、16年には約3900万人まで伸長していくと予測されている。

 これほどまでに拡大しているソーシャルメディアの魅力とは、何なのだろうか。今までのメールやブログと何が決定的に違うのか。消費社会にどのような影響を及ぼすのか。

 ソーシャルメディアの魅力は、「リアリティのある共感」だ。利用者は、空間や時間を超え、あたかも隣に友人がいるかのような感覚で、日々のささいな気分や行動の記録、写真を発信することができる。海外にいる友人や、長年直接会っていない友人の元気な姿をリアルタイムで確認し、話しかける(コメントを書き込む)ことができる。

 従来のメール、ブログのような、整理された情報やまとまった考えよりも、リアリティがある。そのとき、友人がどこにいて、何をして、何を感じているか、何を好きかが、リアルタイムにわかることがうれしい。書き込んだ内容に対して、共感をもらえたり、共感してあげたりすることが楽しい。
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