ライバルはiPhone――ゲームに構造変化の波(3) - 09/10/30 | 12:15

そもそも携帯電話向けなどネットワークゲームの成長を促すような動きは、収益源のパッケージソフト販売を自ら減らすことになりかねない。急成長する勢力に対し、どう対応するか手探りの状態といえる。
パッケージ依存の終焉 問われるのは展開力
これに対して、新たな手法で先手を打ったのが中堅のハドソン。「ボンバーマン」など27タイトルをアイフォーン向けに配信しているが、初のオリジナルゲームとして1年がかりで開発した「エレメンタルモンスターTD」がユーザーから高評価を得ている。余勢を駆って、このゲームコンセプトを踏襲したパソコン向けオンラインゲームを開発(11月末にサービス開始予定)。PSP向けも10月末に配信する。「アイフォーンで人気化すれば、タイトルの知名度が一気に上がる。となれば、他のネットワークゲームなどへの展開につなげることができる」(ハドソンの柴田真人・新規事業本部長)。
エンターブレインの浜村弘一社長は「パッケージソフトだけを売るという時代は終わった。これからはプロデュース能力が勝敗を分けるだろう」と分析する。音楽CDの歴史が物語るように、ゲームもパッケージの市場に頭打ち感があるのは事実。他社のネットワークゲームと自社パッケージソフトとの連携など、トータルでビジネスを進めていく力が今後問われることになる。

(梅咲恵司、勝木奈美子 撮影:尾形文繁 =週刊東洋経済)
◆◆東洋経済オンライン◆◆ - 『無料』のスタンダード会員登録で注目会社の最新業績動向、株価動向をチェック! 会員限定コンテンツのサンプル・会員登録は≫≫コチラ。 アドバンスト会員(有料;3カ月3500円〜)なら独自取材による全銘柄の最新業績予想がいつでも見られます。サンプル・会員登録はこちら
- 【PR】
- 成田と羽田の空港間競争、格安エアライン就航を促す -12/05/16
- スマホ向け無料通話アプリが爆発的に普及、翻弄される通信会社 -12/05/16
- 進化するO2O、ユナイテッドアローズの挑戦《O2Oビジネス最前線・黎明期を迎えた新・消費革命》 -12/05/11
- 自動車メーカー絶好調でも、株価が反応しない理由 -12/05/11
- 中国人訪日旅行に異変、急速に進む個人化の波 -12/05/10
- 成田と羽田の空港間競争、格安エアライン就航を促す -12/05/16
- 食品スーパーのライフコーポとヤオコーが、“独立”守りつつ、商品共同開発などで業務提携へ -12/05/16
- スマホ向け無料通話アプリが爆発的に普及、翻弄される通信会社 -12/05/16
- 主観を排した選手集めでチーム全体の力が向上した――オークランド・アスレチックスGM ビリー・ビーン -12/05/16
- ライバルは牛丼? マクドナルドが値下げするワケ -12/05/15
【東洋経済オススメ情報】











