2カ月でパソコン販売6万台! 年商2000億円「大学生協」の強さのヒミツ(1) - 09/11/11 | 12:15

わずか2カ月でパソコンを6万台売り切る。そんな小売業者は世界中探してもあまりいないだろう。全国大学生活協同組合連合会(以下、大学生協連)は毎年3〜4月にかけてパソコン6万台を売り切る。「春は、パソコンだけで100億円以上の売り上げが上がる」(和田寿昭・大学生協連専務理事)。
大学生協連の総供給高(売り上げ)は年間2000億円を超える(下表)。年商2000億円規模の流通業者といえば、エーエム・ピーエム・ジャパン(1955億円、2008年度)、東急百貨店(2323億円、同)のクラスに匹敵する。
大学生協連は、全国の4年制大学765校の3割弱で展開している大学生協の全国組織に当たる。学生組合員数は130万人、全大学生の40%を占める。「構内という閉ざされた市場を独占できてうらやましい」(首都圏の大手家電量販店)という恨み節も聞こえてくるほどだ。
ただ、大学生協の強みは構内市場を独占していることだけではない。

賃貸料ゼロ、仕入れ窓口一本化で競争力アップ
今春、九州の国立大学に入学したA君。大学で必須のパソコンを購入したのは大学生協の店舗だ。「価格は街の電気店と遜色ない。どんな授業、どんな研究に、どのパソコンがいいか、売り場で先輩がアドバイスしてくれたのも購入を決めた理由」。
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