Business CEOへの道
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CEOへの道へ

引退するまで優秀な人間をひたすら集め続ける――牧野正幸・ワークスアプリケーションズCEO(第1回)(1) - 10/12/06 | 08:13


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――2010年、「働きがいのある会社」第1位(Great Place to Work Institute Japan)、「後輩にオススメしたいインターンシップランキング」4年連続第1位(ジョブウェブ調べ)に選ばれるなど、組織戦略や採用を高く評価されています。どのような風土の会社なのか、興味があります。

 当社は1996年に大手企業向けのERP(統合基幹業務システム)パッケージベンダーとして創業しました。現在、人事関連ソフトウエアのシェアは国内トップです。

 正社員も2000名前後と規模が大きくなりましたが、社内の風土はまだまだベンチャー企業そのもの。当社の成長のカギはとにかく社員です。優秀な人材が活躍できるよう、組織も社員が1000人になるまでは役職者を置かずフルフラットな状態でした。ソフトウエア開発という業務上、ピラミッド構造ではイノベーションを起こしづらいんです。規模が小さいうちから役職者を置くと、彼らが実質的な会社のトップマネジメントになってしまいますし、役職に就いた者が優秀だとは限りません。プロジェクトごとに最も優秀な人をチームリーダーに充てるという形をとってきました。

 今は社員数の増加に伴い階層も増えましたが、それでもマネジャー、ゼネラルマネジャー、一般社員の3階層だけです。未熟だからというのもありますが、意図的に組織化は進めていません。

――牧野さんがお考えになるベンチャー企業の定義とは何でしょう。

 事業がイノベーションを持って社会貢献できること。もう1つは、創業者や経営陣だけでなく、社員全員が優秀であることです。

 この2つは、ベンチャーキャピタリストのアラン・J・パトリコフ氏が話してくれた「ベンチャー企業の絶対的な条件」です。創業間もない頃に5億円もの増資を引き受けてくれた彼は、アップルやAOLの大株主としても知られる人物です。
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