本部長
サーバのリースアップを機にグループ６社全体のシステムを見直すことになったのですが、①コスト、②「iPhone」との連携、③コミュニケーションの活性化という視点から
「Google Apps for Business」以外の選択肢は考えられませんでした。
比較的安価に導入でき、新たなシステムの構築や専任のエンジニアを投入する必要もなく、ハードウエアやソフトウエア、その後の運用にかかるコストも軽減できます。また当社では、２０１０年にＢＣＰの一環として全社員に導入した
「iPhone」と社内システムとの連携方法が以前から課題となっていました。「Google Apps for Business」なら「iPhone」との連携は抜群ですし、多様な機能を使って、既存の社内システムを置き換えていくことが十分可能です。
さらに当社はＩＴ企業ながら社員一人ひとりの“人間性”を競争力に成長してきました。こうした会社のビジョンに全社員のベクトルをあわせるには社内コミュニケーションが何より重要です。全社員の約８割が顧客企業で働くという特殊な事情もありますが、
「iPhone」を含む「Google Apps for Business」の活用でコミュニケーションを活性化することが、今後の成長のカギを握ると言っても過言ではありません。
デバイスやネットワークを含めたトータルな提案をしてくれたソフトバンクテレコムのおかげでスムーズな導入、より高セキュリティでストレスのないネットワーク環境を実現でき、今後の活用に関する相談にも的確な提案をいただいています。
毎日新聞社のニュースサイト「毎日ｊｐ」などのコンテンツを制作する当社では、取材先にいる記者からメールで送られてくる原稿を社内にいるデスクが編集を行った後、各サイトに記事をアップしています。それが 「Google Apps for Business」の導入で一変しました。
同時に複数人で書き込みができる「Google ドキュメント」で記者とデスクが原稿を即座に共有でき、いち早く編集作業に入れるのはもちろん、原稿に不明点がある場合も
「Google ドキュメント」のチャット機能の活用で、記者に電話をしなくても迅速に確認ができ作業効率が格段に向上しました。メールボックスの容量を大きく使用していた写真の送受信も、「Google グループ」で共有し、必要な写真だけをダウンロードする仕組みに変え、記事配信にかかる時間の大幅な短縮に成功しました。各サイトの更新状況を管理するファイルも、同時に複数人で書き込みができる「スプレッドシート」での共有に変更してから、管理ファイルがいくつも存在する事象が解消され、常に最新のファイルで確実に管理ができるようになりました。
世界中にサーバを分散して安全性を確保するのは決して自社では不可能です。
「Google Apps for Business」は専任の技術者を置く必要がなくメンテナンスフリーかつ低コストなのも大きな魅力です。利便性やポテンシャルを高く評価しており、取引先や協力会社にも利用を勧めています。利用拡大により、複数企業が参画するような共同プロジェクトでの情報共有、運営に役立つと見て、複数の企業が導入済みです。
