カード運用サービスを提供するベスカのシステムに支えられ、新しいギフトの形として着実に浸透している。
今後はタイアップキャンペーンの企画や、企業の広告媒体ツールとしての提案など、ギフトカードの持つ多様な可能性が期待される
TSUTAYAはCD、DVDのレンタルで国内最大手のチェーンだが、現在、音楽や映像のエンターテイメント市場はインターネットを通じた配信や通販が急速に拡大している。
CCCでもネット事業に注力する一方で、ネットではカバーできない店舗の魅力を生かそうと、2008年から一部店舗でギフトカードを導入。現在、繁華街、ビジネス街、住宅街といった地域別に選出した関東18、関西7の直営店で試験導入している。
CCC次世代店舗PJ事業開発担当の落畑雅紀氏は「エンターテイメント商品の好みは十人十色。お客様に満足してもらうには、TSUTAYAのサービスをまるごとプレゼントにできるギフトカードが最適と考えた」と狙いを語る。
TSUTAYAは国内最大級のポイントサービス、Tポイントの事業を展開しているが、誰でも気軽に使われることを目指していたギフト カードでは、あえて個人情報を登録する機能を切り離した。そのため、新たに社内でシステムを作る必要があった。
日本国内全てのギフトカードシステム各社から提案を募り、コンペティションの結果、ベスカを選んだ。
決め手となったのは、技術面に強みがあるベスカの運用システムの信頼性、柔軟性という。
CCCが展開しているTSUTAYA店舗のうち、ほとんどは300社以上の加盟企業からなるフランチャイジー契約を結んで展開している。このため、企業 間取引も視野に入れた幅広いシステム開発が必要だった。また、試験導入が故にシステムにさまざまな柔軟性も必要としていた。
落畑氏は「システム面の技術の高さとコストの面からベスカを選んだ。実際に事業を進める際には、こちらの要求にきめ細かく応えてもらっている。 動向分析データの注文にも、すぐに対応してくれるなど小回りの効く会社で、ベスカをパートナーにして本当に良かったと感じている」と、 高く評価する。




