制作:東洋経済広告企画制作部

広告特集 一見をつくり常連をつなぐギフト・プリペイドカード

口コミ効果で規新顧客取り込みに効果

―― ギフト・プリペイドカードを発行する店側のメリットとしてはどんなことが考えられるでしょうか。

宮居 一つは、新規顧客の獲得です。 ギフトカードを贈る時は、この店のこのメニューが美味しいとか、このサービスがいいからと、勧める気持ちが贈り主にはあるはずです。 そうした口コミがあれば、新規顧客を取り込む効果は大きくなります。

 また、ギフトカードを呼び水に、さらに大きな売り上げも期待できるでしょう。たとえば、アパレルブランドのギフトカードを5000円分もらった人は、5000円で買える物ではなく、もう5000円足して1万円の買い物をしてくれるかもしれません。店側にとっては、ギフトカードによって、新しい客を獲得するだけでなく、ギフトカードの額面以上の商品の販売につながる可能性も期待できるのです。

 さらには、他業種の店と連携して、提携先の店で使えるギフトカードの電子バリューをプレゼントして、相互に客を送り合うといった戦略も可能だと思います。こうした新規顧客の獲得など、入口部分での効果が、ギフトカードの最大のメリットでしょう。

CRMツールとして積極的に活用を

―― プラスチックカード型ギフト・プリペイドカードのプリペイド機能に着目すると、どんな効果が期待できますか。

宮居 カード情報をホストサーバーで管理しているので、残高が少なくなれば、電子バリューの再チャージも容易です。そうして繰り返し使ってもらうことで、CRM(顧客管理)ツールとしての活用が期待できます。 ポイント機能を付けて、リピーターに特典を与えれば、顧客を囲い込むツールとすることもできます。また、持ち主を登録してもらえば、どこに住む、何歳台の男性・女性が、何を買っているのか、という顧客ニーズのデータを収集、分析でき、商品・サービス提供の改善にもつなげられます。

 また、電子マネーによる支払いだと、買い物1回あたりの平均単価は、現金より1割程度高くなることが、これまでのデータから知られています。すでに支払い済みのお金といった消費者心理の関係と思いますが、ギフト・プリペイドカードの電子決済も、同様の売上アップ効果を期待できるでしょう。

―― 今後、プラスチックカード型ギフト・プリペイドカードはどのような展開になっていくでしょうか。

宮居 予想されるのが、クレジット会社系のギフトカードの拡大です。 クレジット会社のギフトカードはクレジットカードが使える所なら、店を選ばずに使えるので、ギフトカードとしての利便性は高くなります。 ただ、店側としては、顧客を囲い込むというメリットは薄れてしまいかねません。

 ギフト・プリペイドカードを導入し使いこなすためには、ポイント以外にも、買い物時の特典や積算の買い物金額に応じた会員ランク付けによる特別なサービス提供など、顧客を取り込み、囲い込むための積極的な戦略を立てていくことが重要になるでしょう。

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